不動産 相続

実家を相続したくない場合の3つの対処法をカンタンに解説!

2017/05/24

実家を相続したくない、、、

様々な理由からこのように考えている人にとっては、相続が発生すると強制的に降ってくる相続権はすこし厄介な存在ですね。

この記事では、実家を相続したくない人が、実家の相続をどう回避すればいいのか、その対処法を3つ簡単な解説で紹介していきます。

対処法その① 相続放棄

まず最初にご紹介する対処法は、相続放棄。名前を聞いたことがある人は多いと思います。

ただ、相続放棄の正確な意味については誤解している人が結構多いですよ。

相続放棄とは?

相続放棄とは、家庭裁判所に「自分は相続放棄をしたい!」という意思表示をすることによって、相続人から外してもらう手続きの事を言います。

そう、裁判所が絡む手続きなんです。

よく、相続人間で話し合いをしたうえで自分は「相続放棄」をして何も貰わなかった、という人がいますが、これは厳密には「相続放棄」をしたわけではありません。

話し合いのうえ、自分の取り分を0にしたというだけの話です。手続き的には「遺産分割協議」をした、ということになります。(遺産分割協議については次の項目で説明します。)

相続放棄のメリット

相続放棄の最大のメリットは、自分が「相続人ではなくなる」ということです。

なので、相続人との話し合い(遺産分割協議)にも一切参加しなくていいですし、例えば遺産のなかに借金があったとしても(借金も遺産として相続されます。)、一切払わなくてよくなります。

相続人間のもめ事に巻き込まれたくない、相続人と話し合いなどをしたくない、という人にはうってつけの手続きになります。

また、亡くなった親などが大きな借金を抱えていた場合には相続放棄をして借金から逃れることが一般的となっています。(もちろん、中には律儀に返そうとする人もいます。中には。)

相続放棄のデメリット

相続放棄をすると相続人ではなくなるので、遺産を一切もらえなくなります

つまり、実家は相続したくないので相続放棄するけど、親が残した預金は少しもらいたい、ということはできないわけです。

200万のボロアパートと1000万の預金があった場合に、本当に相続放棄をするのかはよく考えなければいけません。

相続放棄をすると、手続きがややこしい。というデメリットもあります。

相続放棄をしたら、放棄をした人は相続人ではなくなります。そして、誰が相続人になるのか?は相続人の身分関係によって決まります。

少しややこしいのですが、相続権は亡くなった人に子供がいたら子供、子供がいなくて親がいたら親、子供も親もいなかったら兄弟、というルールで与えられるようになっています。

ここで、相続権を得るはずの子供が全員相続放棄をしたらどうなるか?なのですが、その場合は子供がいないことになって、親がいれば親、親がいなければ兄弟が相続権を取得するようになります。

つまり、借金から逃れようとして子供たちが全員相続放棄をした場合には、その借金は親や兄弟に降りかかっていくのです。

なので、普通は全員が相続放棄を出来るように、子供は相続放棄をしたら亡くなった親の親(本人たちから見たら祖父母ですね。)や兄弟にも相続放棄をするように連絡をしてあげないといけないわけです。

結構面倒ですよね。

親の借金を親の兄弟に知られるのが恥ずかしいから相続放棄はしない!という方もいるくらいですね。

対処法その② 遺産分割をして他の相続人に実家を相続してもらう

次に、遺産分割をして実家を相続したくない人が家の相続権を取得しないようにする方法を紹介していきます。

遺産分割とは?

遺産分割とは、読んで字のごとく、遺産を分けるということです。相続人は全員で話し合いのうえ合意することで、自由に遺産を分けることができます

例えば、相続人が親の子供3人であった場合に、一人が遺産の全部を相続することも、3人で平等に分けることも、3人の合意があれば自由ということです。

なので、実家の相続をしたくない人は、自分が実家を相続しない形で分割の話し合いをまとめることで、実家の相続を回避することが可能です。

遺産分割のメリット

遺産分割のメリットは、相続放棄のように完全に相続権を失わなくて済むことです。

実家はいらない、ただ、預金は欲しい、という場合にも、ほかの相続の合意を得られれば実際に預金だけを入手することが可能です。

相続人の中には預金はいらないけど実家は欲しい!という人もいるかもしれませんので、円満に自分の思い通りの遺産相続が実現できる可能性もあります。

遺産分割のデメリット

完全に相続権を失わないことは相続放棄と比較してデメリットともいえるでしょう。

例えば、後から親の借金が発覚した時にはその返済をしなければなりません。

そうでなくても、遺産分割の話し合いに参加したり、書類に署名と実印を捺印をして、印鑑証明書を提出しなければならない、といった面倒な手続きに付き合わなければならなくなります。

他の相続人と仲が良くない場合には結構大変な手続きですよね。

対処法その③ 相続して即売却

相続放棄では失うものが多すぎる(預金が多い場合など)、ただ遺産分割をしても誰も実家を欲しがらなくて話がまとまらない。。

当然こんなケースも想定されます。むしろこのパターンは結構多いです。

こんなときどうするか?

こんな時は、実家を相続人みんなで相続して即売却し、その売れた代金をみんなで分ける、ということをします。

このとき問題になるのが、誰が売却の手続きを担当するのか?ということ。

もちろん、相続人全員でやってもいいのですが、不動産屋さんと打ち合わせをしたり、売買代金の決済のために平日の日中に銀行に行ったり、ということを相続人全員で日程を合わせてやるのは非常にめんどうですし、大変ですよね。

実家売却のテクニック

相続人全員で実家の売却の手続きを行うのが大変な時は、ちょっとしたテクニックを使うことで手続きをカンタンにすることができます。

1人手続きのための犠牲者(?)を決めて、その相続人に手続きをすべて任せてしまうというやり方です。

ただし、ただ任せるということではありません。すこし難しい話になりますが、実家の所有権をその1人の相続人に相続させてしまうのです。

つまり、実家の持ち主を相続人のうちの1人にしてしまうということです。

「え!?そんなことしたら売った代金はすべてその人のものになるのでは?」

と思いますよね。ただ実家の所有権を渡すだけではそうなります。なので、遺産分割の際に、所有権を渡すことに条件をつけておきます。その条件とは、

「所有権を相続させるが、その相続人は所有権の相続後、実家を速やかに売却して売買代金をほかの相続人と分けること。」

という内容です。

これを、遺産分割の証明書である遺産分割協議書にしっかりと書いておきます。手続きを担当する相続人は面倒を引き受けるだけではかわいそうなので、すこしほかの相続人よりも取り分を多くすることもあります。

売値は超重要、査定が超重要

この方法を取る場合、重要になるのが実家がいくらで売れるか?ということ。

査定額は不動産屋さんによって大きく異なり、下手すると500万も違った!というケースもあります。

なぜこのような違いが出てくるかというと、不動産屋さんによって得意分野や持っている情報が異なるためです。

なので、売る立場として意識することは、少しでも高く売ってくれる不動産屋さんにお願いすることです。

とは言え、実家の近所の不動産屋さんをいくつも回るのは大変ですし、あっちでも頼んで、こっちでも頼んでとなると、なんとなく不動産屋さんに対して申し訳ないような気持ちになってきますよね。

そこでおすすめなのが、不動産一括査定サイトです。

サイトに必要な情報を入力するだけでサイトが提携していてる対応可能な不動産屋さんに一気に査定を依頼することができます。

店舗まで行って「こんにちは~」から始めなくていいので、たくさん査定をとっても後ろめたい気持ちにもならないし、何より手間がかからないところが非常にいいですよ。

一括査定を利用して、楽して高値で売ることができたらみんなハッピーですよね。

登録事項もそこまで多くないので(築年数、面積、間取りなどを入力します。なので、実家の登記簿や固定資産税の通知書が手元にあると便利ですね。

もちろん、そこまで厳密なものでもないので、大きく外さなければ大体の数字でも大丈夫です。)、ちょっと時間があるときにでもぜひ一括査定を試してみてくださいね。

サイトによって提携企業が異なるので、めぼしい会社が見当たらなかったらいくつかのサイトを使ってみるのもおすすめです。

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不動産売却はタイミングも重要です。そしていつがタイミングかを教えてくれるのも不動産屋さんなので、早めに査定依頼を出しておく方がいいですね。

 

一括査定サイトについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

>不動産一括査定サイト使い方のコツ

不動産一括査定サイト使い方のコツ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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