司法書士

司法書士ってどうなの?

2016/07/08

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司法書士…法律系資格を志している方や一部の業界の方にとっては
当たり前の存在ですが、世間一般の目からすると、
「何を仕事としているかわからない。」というのが最も多い
印象なのではないでしょうか。

「司法書士って何ですか?」

「司法書士?ああ、行政書士ですか?」

「司法書士と行政書士って何が違うんですか?」

以上、よくある質問をまとめてみたわけですが(笑)、
司法書士が何者なのか、知らない人は本当に多いと思います。

これから目指す方は、この事実については押さえておいたほうがいいです。

この記事では、司法書士って何なの?について解説していきます。
少しでも司法書士が何者なのか知っている人が増えることを願って。。(笑)

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▼司法書士とは

司法書士の仕事の中心は、「登記」です。
この「登記」がなんだかわからないところが、
司法書士をわかりにくくしている最大の原因ではないかと思ったりするのですが、
「登記」とは、不動産などの大きな財産や会社といった公共性のある事業体に
関して、その現状を記録して公に公開する制度です。

具体的には、不動産であれば、土地や建物の所在地、面積、そして所有者の住所氏名が
登記され、公開されています。
すなわち、法務局(登記事務を行っている役所)に行って登記記録を見れば、
誰でもどこの不動産がどれくらいの大きさで誰の所有物かがわかるわけです!
個人情報云々なんてよく叫ばれていますが、持ち家を持っている方はその住所と名前が
全国民に対してさらされている状態なんです。
ご存知でしたか?

また、会社に関しては、その会社の名前、本店所在地、事業目的、役員の住所氏名などが
公開されています。
すなわち、会社の役員に入っている方も不動産を持っている方と同様、その住所と名前が
全国民に公開されています
悪いことはできないですね(^^;(笑)

で、この登記を書き込んだり書き換えたりする手続きが結構複雑で、専門性が高いんですね。
それを引き受けているのが司法書士です。

なので、自分の家を買ったことがある人や会社を設立したことがある人は司法書士と
接触したことがあるはずです。

現在は、司法書士は登記以外にも「成年後見」「訴訟代理」といった業務を行っています。
成年後見という言葉は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
これは認知症等が進んでしまい自分で法律行為ができなくなってしまった人の代理人として
法律行為や財産管理を行う人を定める制度で、現在成年後見になっている専門家として
最も多いのが司法書士です。(次に多いのは弁護士。)

訴訟代理に関しては、特定の研修及び試験をパスした司法書士限定で、
簡易裁判所における訴訟に限って、司法書士にも代理権が与えられてます。

以上が、司法書士の主な仕事です。
わからないわけだ…となるかもしれませんね(^^;

行政書士のカバチタレのように、メディアに露出することもあまりないですからね…

 

▼司法書士になるには?

司法書士になるには、司法書士試験に合格し、司法書士会に入会する必要があります。
司法書士会に入会すると、バッジと会員証がもらえて晴れて司法書士として仕事ができる
わけですね。

で、まずは試験を突破しなければならないわけですが、、、、
正直、試験は難しいです。

資格予備校や試験関連書籍なんかを見ると、「一発合格」の文字が飛び交っていますが、
実際に一発合格できる人間は一握り、合格者の1割もいないと思われます。
全体研修とかで回りの人と絡んでも、合格までの受験回数について聞くと、
2回目、3回目、5回目、7回目、10回目!みたいな感じで、一発合格者はだいぶ
レアキャラです。

一発合格「も」可能な試験、くらいに理解しておくほうがいいですね。

合格率は毎年3%程度と、この率の低さからも試験が難しいことがわかると思います。
私の知り合いでは3回~5回での合格者が一番多いですね。
平均をとってもおそらくこれくらいなんじゃないかと思います。

試験科目は法律科目のみ11科目、午前2時間、午後3時間の一次試験と、
面談の二次試験があります。

二次試験で不合格になった人はなんと存在しないらしいので、
一次試験が勝負となります。

一次試験は午前が択一35問、午後が択一35問+記述式試験2問
という構成になっています。
(択一というのは選択問題のことです。)

記述式問題は論文試験ではなく、実際に登記申請書を書く、という内容
なっていますので、しっかりと対策をしておかないと「訳が分からない」まま
終わる羽目になります(^^;

長くなりますので、試験や勉強法については、別の記事にて改めて書いていこうと思います。

この記事では最後に、おまけとして司法書士の歴史についてご紹介します。
(マニアックです!閲覧注意!!(笑))

司法書士試験の難易度についてはこちら。

司法書士の難易度は?

司法書士試験が難しい3つの理由

司法書士試験の勉強法について

司法書士試験の勉強法

 

▼司法書士の歴史

・1872年(明治5年) 代言人・代書人・証書人制度の誕生

太政官無号達で司法職務定制が定められ、その中で「証書人・代書人・代言人職制」
として制度を支える3つの基本的な職能が定められました。
証書人は現在の公証人、代書人は現在の司法書士、代言人は現在の弁護士となっています。

 

・1919年(大正8年) 法制度の確立

司法代書人法が制定され、代書人資格が司法代書人と一般代書人に分離されました。

 

・1927年(昭和2年) 日本司法代書人連合会創立

現在の日本司法書士会連合会の前身にあたる日本司法代書人連合会が発足。
この連合会は現在の強制加入の司法書士会とことなり、任意参加団体でした。

 

・1935年(昭和10年) 名称改正

司法書士法が制定され、「司法代書人」が「司法書士」となる。
現在の司法書士の誕生です。

 

・1950年(昭和25年) 戦後司法制度下の新司法書士法

新憲法の下で新たな司法書士法が成立。従来の、国による全面的な監督権が廃止された。

 

・1956年(昭和31年) 司法書士会の強制設立、全員加入

司法書士法が一部改正され、司法書士会および連合会が強制設立となり、
司法書士は司法書士会に入会しないと業務を行うことができなくなりました。
※会には毎月会費を納めなければなりません。現在、東京では毎月2万円弱の会費を
納める必要があります。

 

・1967年(昭和42年) 司法書士会の法人格取得

司法書士法が一部改正され、司法書士会および連合会に法人格が与えられた。

 

・1978年(昭和53年) 国家試験制度が導入される

司法書士法が一部改正され、国家試験制度の導入など資格に関する制度の合理化や
登録制度の新設がなされました。
また、司法書士制度の目的および司法書士の職責に関する規定が置かれました。

 

・1985年(昭和60年) 登録事務の移譲、公共嘱託登記受託組織の法人化

司法書士法が一部改正され、それまで法務局または地方法務局が行っていた
司法書士の登録事務が日本司法書士会連合会に移譲され、司法書士会の自主性が高められました。
また、官公署等が公共事業に関して行う不動産登記手続を受託するため、
司法書士を社員とする社団法人公共嘱託登記司法書士協会が設立されました。

 

・2002(平成14)年 簡易裁判所における訴訟代理等を行う業務が付与される>

司法書士法が大幅に改正されました。
特に大きな改正として、法務大臣が指定する法人が行う研修を修了し、
法務大臣に認定を受けた司法書士は簡易裁判所における事物管轄を範囲内とする
民事訴訟、 調停、即決和解等の代理、法律相談、裁判外和解の代理を行うことができる
規定が新設されました。
その他の主な改正として、司法書士法人に関する規定、司法書士会における紛議調停に
関する規定の新設、司法書士試験科目の憲法追加などがありました。

特に、司法書士法人の設立については、司法書士ビジネスを大きく発展させる可能性を
生み、また、試験科目への憲法の追加は司法書士の法律家としての地位をより安定させた
という意味で大きな意義のある改正であったと評価されています。

 

▼オススメの予備校紹介

以下、格安・ハイグレードな資格予備校を紹介しておきます。
最近はスマホやストリーミングがあってほんとにいいですね。
しかも授業料が10年前と比べるとものすごく安い。
昔は安くても50万くらいしたんですがね、、(^^;

資格で生きていくっという方は活用ください!

 

徹底したオンラインサポート。

講師は私もお世話になった三枝りょう先生です。

私はこの先生の講義とテキストを中心に勉強して合格しましたので、

素直にオススメします(^^



こちらはとにかく受講料が安いです。

自分が受験生時代は初学者向けコースは安くても50万、

相場60~70万くらいでしたからね(^^;

ほんと勉強しやすい時代になったと思います。

-司法書士