司法書士

司法書士の年収は?勤務司法書士の場合

2016/07/08

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法律系資格の中では最難関の部類に分類される司法書士
合格には順調に行っても2~3年を要するといわれていますから、
取った後のことは当然気になりますよね。

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この記事では、司法書士の年収について、特に勤務司法書士に
フォーカスして解説していきます。

ちなみに、司法書士資格を取ったからといってすぐに独立というのは
能力面・資金面から言っては難しいですから、
最初は勤務司法書士から始めるパターンが司法書士のキャリアとしては一般的です。

 

▼一般的なサラリーマンよりも低い?勤務司法書士の平均年収

2015年のサラリーマンの平均年収は440万円だそうです。
結構ありますね。
司法書士業界その他法律系事務所(弁護士を除く)の視点からみるとそんな印象です。
そう、司法書士事務所ではそんなに給料はもらえません
司法書士資格を持っていてもです。

おそらく、それなりに規模のある事務所で、その中でもいいところで
月給30万スタート
そこそこの事務所だと月給25万程度からのスタートくらいになるかと思います。

採用側の視点からいると意外と司法書士って募集してもいい人材が取れないので、
給料を30万程度で出すけど、実際には25万くらいで何とかならないかな~と
思っています。

だって資格持っていたとしても新人だったら戦力にはなりませんからね。
教育コストを加味したら本当にそんなにたくさんは払えない計算になりますよ。

更に司法書士は独立しちゃうかもしれませんからね。

20万でいいです、という人がいたら本当に20万で採用します。
それくらい今の司法書士業界のマーケットというのはシビアです。
シュリンクしまくりですからね。

また、司法書士事務所ではボーナスがないところも結構ありますので、
少なくとも初年度は300万程度で落ち着くと思っておいたほうがいいでしょう。

じゃあ、年収は勤続年数が増えれば上がるか?
という部分ですが、ここについてもあまり期待しないほうがいいかもしれません。
成長中の事務所で更に自分がその成長に直接影響できていればその分給料も
上がると思いますが、そもそも今もなお成長している司法書士事務所というのは
ごく一部です。

ほとんどの事務所は今までに築き上げてきた顧客層でまわっている感じでしょう。

そうすると、多くても新しく加わった司法書士に払える給料は以前同じポディションに
いた司法書士と同額であり、それ以上は伸びないことになります。

じゃあその司法書士はなんでやめたのか、というと、、、
、、、、給料が上がらないから、、、

なんか怪談話の様相を呈してしまいましたが(^^;、
もちろんやめり理由はいろいろあるので一概には言えません。

ひとつ言えることは、よほど成長中の事務所でない限り昇給にはそこまで期待はできない
ということです、下手したら年1万上がればいい方かもしれません。

ちなみに、私が以前勤務していた事務所はボーナスがガッツリもらえる形式に
なっていました。
月給は25万スタート、ボーナスは100万×2、みたいなノリです。
(さらにボーナスは現金払い(笑))
これだと初年度から500万ですね。

ボーナスの額は売り上げに応じるので波がありましたが、
私は勤務4年目で年収650万程度もらってましたね。

どんな事務所に入るかっていうところは本当に重要になります。

 

▼勤務司法書士で年収を少しでも伸ばすには

なんとなく暗い気持ちになってしまうかもしれない内容になっていますので、
(まあ現実なのですが。)
年収の伸ばし方について言及しようと思います。

面談時に給料体系をしっかり確認する

まず、上にも書いたように本当に事務所によるので、まずは事務所の選定を
慎重にやることですね。
もう面談時にガッツリ質問していきましょう。

初年度、2年目、5年後、それぞれどうなのか?
もちろん、すぐ独立するのでどうでもいい、という人は聞かなくていいですが、
ある程度じっくり頑張りたい人ははじめに確認しておかないと、後からまた
他の事務所探して、とかは大変ですからね(^^;

 

その事務所の経営状態や取扱業務に注目する

成長している事務所か、現状維持の事務所か、苦しい事務所か。
経営者は若いのか、若くないとしてナンバーツーはどうか?
後継者はちゃんと育っているか?など、
事務所の経営状態に注目することである程度事務所の将来性のフィルターを
通して自分の給与についても見えてきます。

後は扱っている業務もよい判断材料になります
現在司法書士のマーケット全体でみると、
不動産登記は縮小、商業登記はほぼ横ばい(ただし、マーケット規模は不動産の
10分の1程度)、債務整理は縮小(将来的には消滅)、裁判手続きは今後の
後見制度の利用状況次第(現在は減少傾向)といった感じで、全体的にわかりやすく
今後伸びできそうなマーケットとかはありません
(ITのように「これから○○がくるでしょ~!」とか言いたい(笑))

現在、瞬間風速的に稼ぎまくっているのは超大規模な債務整理事務所ですね。
債務整理業務は一時期債務整理バブルと呼ばれるくらい儲かりました。
ただ法律が改正されて過払い利息という稼ぎの源泉になっていたものが今後
発生しなくなりましたので、現存する案件がすべて終了したところで
過払い利息回収のマーケットは消滅します。

なので、債務整理の大規模事務所に入れば現状では他とは比べ物にならないくらいの
給料をもらえる可能性がありますが、中長期的にみるとどうなるかわからないですね。
独立資金稼ぎ目的には最適かもしれません。

あとは成長事務所かどうかの見極めについては、事務所のトップがどんなキャラクターか
が大きいですね。

トップが30~40代くらいの若手で、船井総研などのコンサル入れて経営的に
攻めている事務所は成長性がありますね。
そこで活躍できれば給料も伸びる可能性が高いです。

もちろん、事務所が自分に合っているかどうかが最も重要ですから、
そこを抑えつつ、給料についても気にしていくのがいいと思います。

司法書士の就職事情についてはこちらの記事もどうぞ。

司法書士資格者の就職事情~合格年度編~

 

▼本気で稼ぎたかったら経営層へ行くしかないかも

どれくらい稼ぎたいかにもよりますが、年収1000万!とかを目指すのなら
ただの勤務司法書士では実現は現実的ではないかもしれません。

しっかり稼ぐならやはり独立開業してしっかりと事業として成り立たせるか、
司法書士法人の社員として他の司法書士と協力しながら事業を成長させていく
しかないです。

いずれにしろ経営に関与しないと難しいということですね。

司法書士資格は社会的信頼度が非常に高いので、ある程度地道に営業すれば
お客さんをつかめますし(もちろん最低限の営業力は必要です。
飛び込みやテレアポができません、というレベルの人は開業は厳しいです。)、
超ロングテールの業界なので、ちょっと頑張って営業したくらいでライバルから
つぶされるというようなこともありません

私の知り合いは3年弱で自分の年棒が1000万を超えるところまで行ってましたね。
ただ休日は月に3日くらいといってましたが。
(驚かないでくださいね、しっかり経営をするなら月に3日休みがあれば多いです(笑))

 

▼まとめ

なんとなく厳しい記事になったと自分でも思うところですが、
まさにリアルな司法書士の現実を再現したといえると思います。

正直稼ぎやすい業界ではないです。
労働集約モデル、価格自由化にともなう競争の自由化→単価下落、ウェブによる
情報のフラット化に伴う付加価値の減少。
○年後になくなる仕事ランキング~、とかにも登場していますからね。

ただ稼いでいる人がいるのも事実。
市場の衰退フェーズでは、生き残っているだけでシェアが拡大できますので、
チャンスであるともビジネス的には言われています。

情熱・熱意・執念があれば絶対に稼ぐこと(社会に貢献すること)はできます。
まあ、それはどの業界でも同じですが。

と、なぜか少しビジネス展開の話にそれてきてしまいましたが、
勤務司法書士ではたくさんは稼げません!というのが正直な結論です。

司法書士になったなら、ぜひ独立開業や法人役員の道を検討してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

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自分が受験生時代は初学者向けコースは安くても50万、

相場60~70万くらいでしたからね(^^;

ほんと勉強しやすい時代になったと思います。

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