司法書士

司法書士試験の勉強法

2016/07/08

YOTA93_minogasanai15133536

▼レベルによって異なる司法書士試験の勉強法

法律系最難関資格といわれることが多い司法書士試験。
勉強しなければならない内容も多岐にわたり、その量も膨大ですので、
勉強方法は本人の実力によってだいぶ変わってきます

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▼資格予備校のカリキュラムは勉強計画のヒント

ではどうやって自分にあった勉強方法を見つけるのかという話ですが、
資格予備校のカリキュラムを参考にしてみると勉強方法や計画立案の
参考になると思います。
早い話が予備校で自分にあった講座をとればいいということなのですが、
それを言ってしまうと身もふたもないので、この記事を読んでいる方に
多いであろう属性を少し分解して分類してみます。
初学者の人が自分の勉強法を見つけるために検討する事項は以下の2点になります。

・法律の勉強をしたことがあるか否か?
・勉強にどれだけの時間を費やせるか?(専業受験生ができるのか、兼業なのか。)

司法書士試験は長期戦になりますので、勉強計画=生活設計という側面があります。
その点も踏まえて上記2点の違いから整理して解説します。

 

□法律の勉強をしたことがなく、受験勉強も兼業でしかできない場合

法律の勉強をしたことがない場合には、まず法律の全体像を抑えておく必要があります。
総論と言ったりしますが、法律の趣旨、存在意義を抑えていないとなかなか実務家として
活躍することは難しいですから、いきなり具体的な学習に入るのではなく、
まずは一般教養的な部分から法律を勉強していくのがいいです。
予備校を利用する場合にはそのあたりを配慮したカリキュラムが用意されていると思いますが、
独学でテキストを利用して勉強する場合には、必ずその点に配慮があるテキストを選ぶか、
具体的な内容のテキストに入る前に総論を勉強できるテキストや書籍を読んでおきましょう。

また、仕事や学校などで受験勉強に丸一日使える環境がない場合、
受験生活は最低でも2~3年は覚悟する必要があります
更に、1日一定時間(2~3時間)の勉強時間を確保できる環境にある必要がありますので、
仕事が忙し過ぎて時間が確保できない場合などは仕事自体を見直す必要が出てきます。

 

□法律の勉強をしたことがなく、受験勉強に専念できる場合

法律の勉強方法については上記と同様です。
総論を抑えるための対策が必要になります。

また、専業で受験勉強ができる場合には、それに対応した予備校の講座を利用するのが
オススメです。独学で大量に自由な時間を作ってしまうと、気が緩んで無駄なことに時間を
浪費してしまうリスクが高まります人間そんなに強くありません。自分を強制する環境を
必ず用意するようにしましょう。

 

□法律の勉強をしたことがあり、受験勉強も兼業でしかできない場合

大学などで法律を勉強をしたことがあり、民法や会社法など実体法の立法趣旨や存在意義を
ある程度理解しているのなら、具体的な受験用の勉強にすぐに着手して問題ありません。
テキストも司法書士試験用の受験テキストを用意すればOKです。
法律の勉強を一通りやった方でも、「登記法」に関しては最初苦しむことになると思いますので、
そこはあらかじめ覚悟しておくといいです。
(逆に、しっかり覚悟しておかないと心が折れる危険があります。)

兼業受験生として挑む場合は、上記に書いた通り受験勉強に費やす時間を確保できる環境に
あるかしっかりと見直しておきましょう。毎日2~3時間は勉強時間を確保できないと合格は
厳しいです。受験期間は短くても2~3年は要するとみておいてください。
もっとかかる場合もざらにあると思います。

 

□法律の勉強をしたことがあり、受験勉強に専念できる場合

法律の学習方法については上記と同様、登記法の壁にぶつかることを覚悟しつつ
すぐに具体的な試験対策用の勉強に移りましょう。

また、学習環境についても上で触れていますが、時間が大量にあるかたちになりますので、
予備校の講座を受けるなどして自分に勉強を強制する環境を作っておきましょう
2年も3年も受験勉強だけの生活をして、気づいてみたらまったく合格に
近づけていなかった、
なんてことになったら目も当てられません。

司法書士は独学で短期合格可能かについてこちらの記事で触れましたので、
併せて参考にしてみてください。

司法書士は独学で短期合格可能か?

そもそも、司法書士試験の難易度とは、についてはこちら。

司法書士の難易度は?

 

▼受験フェーズによる勉強戦略の変化

勉強方法は短期合格フェーズとそれ以外で若干変わります。
1回目、2回目の受験で合格するには、とにかく滑り込みを狙う方向性になりますので、
1年目2年目の勉強戦略は、細かいところはひとまず置いておいて得点につながる情報だけを
ひたすらインプットしていくスタイルとなります。
端的に言えば過去問中心の勉強になります。

それに対して、3回目の受験以上の場合にはしっかりと細かいところまでインプットして、
圧倒的ハイスコアで上位合格を狙う戦略に変更していく必要が出てきます。
具体的には、条文を熟読することと基本テキストを熟読することです。
短期合格の可能性を犠牲にできるなら、はじめからこの戦略を選ぶのも有意義ですが、
逆に3回目以降も1回目2回目のような出たとこ勝負のアンバランスな
勉強方法を続けていると得点が安定せず受験生活が長期化する可能性があります

 

▼合格後に活きる勉強が理想

試験合格後は当然法律実務家として仕事をしていくことになりますが、
仕事においてはどれだけ深く本質的な部分から法律を理解しているか、という部分が
専門家としての一つの価値として出てくるようになります。

そしてその力をしっかりと醸造できるチャンスは実は受験時代にあります
法律の本質を理解するために役立つ勉強は、条文に触れることと基本的か解説書、
テキストなどを読み込むことです。

つまり、上記の勉強戦略の部分でいうと3回目の受験以降の勉強方法がそれに該当します。
上記で「はじめからこの戦略をとることも有意義」と書いたのもこの要素があるためです。

私自身、試験は4回受けましたが、3年目から司法書士事務所に勤務すると同時に勉強の
中止を過去問から条文とテキストに移行しました。
具体的には、条文を一条から読み進めながらその部分に該当する箇所のテキストを読む、
というルーティンをひたすら繰り返すという方法です。

条文は読み込めば読み込むほど、文章の作りや表現の意図がよく見えてきます。
いかに「必要十分」な表現をするか、というところに主眼が置かれているのかが
見えてくれば、徐々に条文が理解できている証拠です。
条文って文章としてものすごくきれいなんです。

また、テキストに関しても、法律が持っている情報・要素をどれだけ受験に役立つように、
かつ理解しやすいようにまとめてあるのか、というところが見えてくればかなり学習が
進んできた証拠になります。

本当にしっかりと条文、テキストが理解できていれば、本試験の択一は満点近いスコアを
出すことができます

私は合格した年は午前択一が34問、午後択一が31問という正答率でしたが、
午後に関しては気力と体力が尽きて失点した部分が3問くらいあった印象でした。
(司法書士試験は大抵の人が午後の一定時間力尽きます(笑))
午前択一に関しては解き終えた瞬間に「間違えているところあるかな?」という感覚が
ありました。

このようなレベルまでアップすることが可能ですし、逆にここまで行かないと確実に
合格をつかむのはが難しい試験になってます。
そして深く理解を進めた知識は実務でいきます。
なので私は4回かかってよかったと思っています。

 

▼結果のすべてを受け止めていく覚悟を

司法書士試験はその大半が択一問題(マークシート)で構成されていますので、
運が良ければ実力が伴っていなくても合格することがあります。
ただし、その確率は非常に低く逆に実力が備わっていてもそれを発揮できずに不合格になる
パターンに非常にはまりやすい試験の作りになっています。

詳しい解説は下記の記事に譲りますが、試験合格を目指すならすべての良くない結果を
受け入れていく覚悟が必須になります。
本当によく聞くのが、あと0.5点でダメだった、あと一点足りなかった。という結果です。
現に私も3回目の受験の時はあと1点足りずに記述式試験の足切りに引っかかりました。
合計点では合格点を超えていましたが、科目足切りに引っかかってアウトです。

 

実力があっても受からない理由についてはこちらの記事をどうぞ
司法書士試験が難しい3つの理由

 

最後は気持ちの勝負になります。
それくらいぎりぎりの試験ですね。
難関といわれるだけあります。

「5年かかろうが10年かかろうが死のうが絶対に合格する。」
このような覚悟が必要なんじゃないかと思います。
長い受験生活、本当の心の安息は一切ないです(真剣に受験勉強をしていればですが、)。
その中で、2年、3年、4年、あと1点で落ちて5年…このような状況になったときに、
心は折れないか?
それだけの覚悟があるか?
確認してみてください。

心の準備もしっかりして、勉強を開始することをお勧めします。

 

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▼オススメの予備校紹介

以下、格安・ハイグレードな資格予備校を紹介します。
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しかも授業料が10年前と比べるとものすごく安い。
昔は安くても50万くらいしたんですがね、、(^^;

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講師は私もお世話になった三枝りょう先生です。

私はこの先生の講義とテキストを中心に勉強して合格しましたので、

素直にオススメします(^^



こちらはとにかく受講料が安いです。

自分が受験生時代は初学者向けコースは安くても50万、

相場60~70万くらいでしたからね(^^;

ほんと勉強しやすい時代になったと思います。

-司法書士