司法書士

司法書士試験合格率の推移~合格率が上昇中!

2016/07/08

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今年も司法書士試験の時期が近付いてきましたね。
昔から難関試験といわれている司法書士試験ですが、
ここのところ合格率が上昇しているようです。

資格試験といえば、最近は全体的に人気は落ち気味と言われていますが、
それが逆に狙っている人にとってはチャンスといえる部分があるのかも
しれません。

この記事では、合格率を中心に、司法書士試験にまつわる数字を整理して
みようと思います。

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▼司法書士試験の合格率の推移

早速ですが、本日のメイン、司法書士試験の合格率について見てみましょう。
直近の合格率は平成27年度、昨年の試験で3.25%です。

推移を見ていきますと、

平成22年度  2.86%
平成23年度  2.81%
平成24年度  2.86%
平成25年度  2.90%
平成26年度  3.11%
平成27年度  3.25%

と、平成25年度まではほぼ横ばいだった合格率が平成26年度から上昇
し始めていることが分かります。
上昇の原因としては、次に記載する司法書士試験出願者数の推移が
関係していると考えられるのですが、いずれにしろ確率的には司法書士試験は
合格し易い試験になってきているということがいえそうです。

 

▼司法書士試験の出願者数の推移

次に、司法書士試験の出願者数を見てみましょう。

平成18年度  31,878人
平成19年度  32,469人
平成20年度  33,007人
平成21年度  32,558人
平成22年度  33,166人
平成23年度  31,228人
平成24年度  29,379人
平成25年度  27,400人
平成26年度  24,538人
平成27年度  21,754人

直近、平成27年度の出願者数は21,754人となっています。
平成22年度まで横ばいだった出願者数は平成23年度から徐々にその数を減らし
平成22年度と平成27年度の差はなんと11,000万人以上
両国国技館1個分の人数が減ったことになります。(笑)

要は、司法書士の人気がなくなってきているということですね。
なぜ人気がなくなってきているのかについては、記事の後半で検討していきます。

 

▼司法書士試験の合格者数の推移

司法書士試験の合格率が上がっていることは最初に確認しましたが、
合格者数はどうか、こちらを見ていきます。

平成22年度  947人
平成23年度  878人
平成24年度  841人
平成25年度  794人
平成26年度  762人
平成27年度  706人

一目瞭然ですが、激減していますね。
平成22年度には947人だった合格者は平成27年度には706人
700人を切ろうかという勢いです。

出願者数→減、合格者数→減、高確率→上昇というところから見ますと、
出願者数の減少率が司法書士会の許容できる合格者数の減少率を上回っている
のが現状ということができます。

司法書士試験を狙っている人からすればこれはチャンスですね

 

▼司法書士ってどうなの?

先ほど司法書士の人気がなくなってきていると書きましたが、
その理由について考えてみたいと思います。

結論から言えば、司法書士が儲からない職業になったから。
これに尽きると思います。

では、なぜ儲からなくなったか。
次のような理由が考えられます。

 

・報酬基準が撤廃され、報酬設定が自由になった→価格競争が生まれた

昔は司法書士報酬ついて司法書士報酬基準により定められており、
その金額より安くすることも高くすることもできませんでした。
なので価格競争が生まれることはなかった。

しかし、平成14年にこの報酬基準が撤廃され、価格設定が自由になった。
これ以来、司法書士業務に関しても価格競争が生まれ、報酬単価が下落
一途をたどっています。
これは儲かりにくくなっても当然ですよね。

 

・司法書士のメインのマーケットである不動産登記市場が縮小している

司法書士の主な業務は、マンションや戸建ての売買に立ち合い、
その名義の登記をすることです。
それこそ、バブル期の司法書士は月に300万円遊びに使っても問題ないくらい
儲けていたそうです。

ただここ数年では、都市の開発は一巡し、人口の減少や高齢化によって
不動産の動きというのは鈍くなっています。

不動産が動かなければ司法書士の仕事も発生しませんので、
仕事がない→儲からない。
となるわけですね。

 

・ITの発展により情報の平準化が進み、知識(情報)の価値が下がっている

司法書士の業務は不動産の登記のほかに、会社の設立などの会社関係の登記、
いわゆる商業登記もあるのですが、最近ではネットで検索すれば登記手続きの
やり方などはすぐ調べることができるので、複雑でない手続きに関しては
ちょっと調べれば専門家でなくてもできてしまう、ということが起こっています。
(登記の難易度は案件によってピンキリで、簡単な登記も結構あったりします。(^^;)
そうすると司法書士の仕事は減りますし、依頼が来るにしても手続きが簡単だと
しったユーザーは値切ったりしますので、単価も下落するわけです。

また、ネットによって情報がオープンになったことにより、ウェブ上で簡単に
価格の比較ができるようになったことも単価の下落につながっていますね。

では、司法書士は本当に魅力のない資格になってしまったのか?
必ずしもそうではないと考えられます。
以下にその理由を並べてみます。

 

・シニアマーケット、相続マーケットの市場拡大

日本国民の高齢化が進み、医療・介護・生涯学習など、
高齢者や現役を引退した人向けサービスの市場は今後も拡大が予想されます。

司法書士は業務として、不動産の相続手続きや認知症患者を法的にサポートする
成年後見制度の利用支援、後見人への就任があります。

これらのマーケットは今後拡大が見込めますので、市場選択を間違えなければ
まだまだビジネスとして成果を出せる可能性を秘めているといえます。

 

・大穴か?民事信託の活用支援

相続マーケットの拡大とも密接に関係する部分ですが、
近年信託会社や信託銀行が関与しない信託の形である民事信託の活用が、
相続や事業承継の対策として見直され始めています。

この領域はまだほぼ未開拓のため、早い段階で入り込んでおけば
普及した時には先行者利益を大きく取れる可能性を秘めています。

 

・衰退産業であるというチャンス

市場が縮小していく段階においては、ただその市場で生き残るだけで
シェアの拡大ができるためビジネス的にはチャンスであるといわれています
競合が自分から退場していくためですね。

地力をつけて踏ん張れれば気づいたら一定のシェアを獲得できていた。
なんてことも起こるかもしれません。
もちろん、ただ生き残るだけ、でも簡単とは言えないと思いますが。

 

 

▼まとめ

いかがでしたでしょうか?
まとめると、司法書士資格獲得という側面だけを見れば、
合格率の上昇中である今は資格の取り時といえます。

一方で、司法書士の人気下落が合格率上昇の理由であり、
人気下落の原因は司法書士という職業が稼ぎにくくなっているから。
ただし、チャンスが全くないわけでもない

つまり、どうするかはあなた次第!という感じでしょうか。(^^;
あえておすすめはしない、ただやるのなら止める理由もない。。

なんともあいまいなまとめになりましたが、ご参考になれば幸いです。

 

司法書士の勉強法等についてはこちらの記事をご参照ください。

司法書士試験の勉強法

司法書士は独学で短期合格可能か?

 

▼オススメの予備校紹介

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